2011年09月18日
新たな可能性を示したエスクデロ・セルヒオ
ヤマザキナビスコカップ ヤマザキナビスコカップ2回戦第1節 大宮アルディージャ
エスクデロ・セルヒオが4-2-1-3の「3」の真ん中に入るという布陣としては珍しいスタートとなった。
しかし、この起用が後述するように新たなセルを見ることとなったのであった。
試合開始直後。
高橋峻希は右サイドから中へ切り込んだ(69分にも、峻希はドリブルを見せた。そして、放たれたパスからマルシオが得点!……かと思われたが、オフサイドポジションにいたランコ・デスポトヴィッチがそのプレーに関与したということでノーゴールとなってしまった。さらに57分、峻希の馬力は衰えることを知らない。ドリブルからボールをセルへと渡し、セルが大きく外すことになった)。
この場面、中央にいたセルは右に移動し、オトリとなりスペースを作る動きを見せていた。
10分には、セルが動いた後にできるスペースに山田直輝が飛び込もうとするがボールが合わず。
39分。
右サイドにいたセルヒオから左サイドの原口へ。
このプレーに隠されていたのは、真ん中にいるマルシオをオトリにしているということであった。
そして、ボールを受け取った原口元気は柏木陽介にそれを渡し、柏木がシュートにつなげるのであった。
この試合、レッズは、攻撃だけでなく、守備でも意欲を見せる。
18分。
自陣深くで、峻希、直輝さらにはマルシオ・リシャルデスが加わってボール奪取に成功する(数的優位を形成してのダッシュ!)。
秀逸なのは24分。
柏木が強烈な走りを見せ相手との距離を詰める。
しかし、それは単にアタックしに行っただけでなく、パスの出しどころが1つしかないというパスコースを限定させる走りだった。
その意図を読み取った峻希は見事にパスカットに成功する。
これぞプレス。
今季ホーム開幕グランパス戦のときのように、タテに早いフットボールを展開したレッズ。
そのようなとても早いことをして今後も走れるのかを疑問に持ち、後半を迎える。
後半もセルを中心に攻撃は構築される。
46分。
原口が中へ行くものだから、スペースを作るためにセルは左へ。
ボールを受け取ったセルはシュートを打つも大きく外れる。
そして、そういったセルヒオの努力がPKに結び付く。
マルシオがパスカットし、ボールは直輝そしてセルへとつながるが、セルが倒されPKを得たのであった。
そのPKは、キーパー江角浩司が早く動いたためマルシオは冷静に蹴り込み、難なくゴールゲット。
65分。
待望の追加点を生むことになる。
セルが中盤でファールを受けてからのFK。
永田充から小島秀仁はボールを受け取ると、ロングパス。
その先には原口がいた。
このとき、原口は左から中へ。
一方、セルは中から左へ移動したため、アルディージャDFはマークしきれないという状況が生まれていた。
トップの真ん中での出場となったエスクデロ・セルヒオ。
これまでサイドで起用された時に見られたのは足元に欲しがる選手だった。
しかし、この試合に見られたセルヒオは、オトリとなる動きはもちろんのこと、裏への意欲が高い(オフサイドに何度もかかってしまったが)選手だった。
これにより、前線が流動的になったことから攻撃は活性化した。
間違いなく彼はこの試合の中心にいた。

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エスクデロ・セルヒオが4-2-1-3の「3」の真ん中に入るという布陣としては珍しいスタートとなった。
しかし、この起用が後述するように新たなセルを見ることとなったのであった。
試合開始直後。
高橋峻希は右サイドから中へ切り込んだ(69分にも、峻希はドリブルを見せた。そして、放たれたパスからマルシオが得点!……かと思われたが、オフサイドポジションにいたランコ・デスポトヴィッチがそのプレーに関与したということでノーゴールとなってしまった。さらに57分、峻希の馬力は衰えることを知らない。ドリブルからボールをセルへと渡し、セルが大きく外すことになった)。
この場面、中央にいたセルは右に移動し、オトリとなりスペースを作る動きを見せていた。
10分には、セルが動いた後にできるスペースに山田直輝が飛び込もうとするがボールが合わず。
39分。
右サイドにいたセルヒオから左サイドの原口へ。
このプレーに隠されていたのは、真ん中にいるマルシオをオトリにしているということであった。
そして、ボールを受け取った原口元気は柏木陽介にそれを渡し、柏木がシュートにつなげるのであった。
この試合、レッズは、攻撃だけでなく、守備でも意欲を見せる。
18分。
自陣深くで、峻希、直輝さらにはマルシオ・リシャルデスが加わってボール奪取に成功する(数的優位を形成してのダッシュ!)。
秀逸なのは24分。
柏木が強烈な走りを見せ相手との距離を詰める。
しかし、それは単にアタックしに行っただけでなく、パスの出しどころが1つしかないというパスコースを限定させる走りだった。
その意図を読み取った峻希は見事にパスカットに成功する。
これぞプレス。
今季ホーム開幕グランパス戦のときのように、タテに早いフットボールを展開したレッズ。
そのようなとても早いことをして今後も走れるのかを疑問に持ち、後半を迎える。
後半もセルを中心に攻撃は構築される。
46分。
原口が中へ行くものだから、スペースを作るためにセルは左へ。
ボールを受け取ったセルはシュートを打つも大きく外れる。
そして、そういったセルヒオの努力がPKに結び付く。
マルシオがパスカットし、ボールは直輝そしてセルへとつながるが、セルが倒されPKを得たのであった。
そのPKは、キーパー江角浩司が早く動いたためマルシオは冷静に蹴り込み、難なくゴールゲット。
65分。
待望の追加点を生むことになる。
セルが中盤でファールを受けてからのFK。
永田充から小島秀仁はボールを受け取ると、ロングパス。
その先には原口がいた。
このとき、原口は左から中へ。
一方、セルは中から左へ移動したため、アルディージャDFはマークしきれないという状況が生まれていた。
トップの真ん中での出場となったエスクデロ・セルヒオ。
これまでサイドで起用された時に見られたのは足元に欲しがる選手だった。
しかし、この試合に見られたセルヒオは、オトリとなる動きはもちろんのこと、裏への意欲が高い(オフサイドに何度もかかってしまったが)選手だった。
これにより、前線が流動的になったことから攻撃は活性化した。
間違いなく彼はこの試合の中心にいた。

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Posted by sanukireds at 22:00│Comments(0)
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